技術書展に初めて行ってきた。池袋のサンシャインシティが会場だった。(ちなみに、先月あった女性店員が刺殺された事件の現場も、サインシャインシティ内のポケモンセンターである)
日曜日の池袋は想像以上の混み具合で、おまけに今日の東京は25°くらいの暑さで、会場に到着するまでも結構疲れた。
で、肝心の技術書展。正直、期待以上の面白さだった。
まず、驚いたのは、めちゃくちゃブースが多いこと。会場のホールは大きめの体育館くらいの面積なんだけど、そこにズラーっとブースが並んでいる。合計で多分100ブースくらいあったかな。
あとは、出店者との距離の近さも良かった。こういったイベントに来るのが初めてだったが、色々な方と交流できた。Xで有名なエンジニアの方とかもちょこちょこいた。ゆめみのギュンギュン言ってる変な人もいたし、tech worldでお馴染みのkyoheiさんとかもいた(ブースが混んでて話しかけられなかったのが残念)。他にはコスプレイヤーの方もたくさんいた。狐のキャラクターのコスプレをした写真集風のFireFoxに関する技術書を出品している方も面白かったな。あとは新千歳空港での空港泊に関する指南書とか、千歳の今は寂れたアウトレットモールReraにに関する本を出品している変わった方もいた。彼は北海道出身というわけでもないらしい。北海道民じゃないのに、Reraに関する本を書いて出版するって渋すぎるだろ。
もう少し内容の方に注目すると、ソフトウェア5割、ハードウェア3割、その他2割という感じかな。手前にはソフトウェア系がたくさんあって、出口側にハード系が並んでいるという感じ。あとは、間に全然関係なさそうな趣味系の本がいろいろ並んでいるみたいな。
内容の内訳としては、やっぱりAI系が圧倒的に多い。が、それ以外で言うと、企業で出店しているもので、自社のサービスにおけるアーキテクチャや具体的な事例・ドメインならではの情報などを書いているものも多かった。今日購入したうちの1冊はそれで、Finatextという金融系のサービスを開発している企業が、自社の各サービスのアーキテクチャや、その選定理由、ドメイン特有のペインについて語る本で、読み応えがある。知らない会社を知れることもメリットだな。
あとは、全く知らない分野が存在することをお手軽に知ることができるのもメリットだと感じた。昨日読んだソフトウェアアーキテクチャの基礎 的にいえば、「知らないことを知っている」の部分を広げるということ。それだけでも、本を買わなくても十分に参加する価値がある。
てか、技術書展に本を出すのはかなりありだなという感想。会社でやると内容が間違っていないかどうかの検閲が入るのでいろいろと面倒だけど、会社の有志を募ってあくまで個人的にやるとかであれば、出版の費用を抑えられるし、お得ではある。自分が個人的に興味がある分野と、技術を掛け合わせて何がしかができる気がするし、そういったアウトプットの場所があると思うと、インプットの感度も上がるので、フィードバックループが回るというのはある。
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んで、研究室の同期と飯を食ったあと、俺の会社のオフィスビルを紹介しながらいろいろ話していた。AIが社会をどういうふうに変えていくかは研究室時代にも幾度となく議論のテーマになったが、俺は基本的に、AIの能力によって人間の仕事を全面的に置き換えることは、モデルの性能的には可能であると思っているが、彼はそうは考えていないらしい。俺は、ほとんど画像認識のようなシンプルなタスクしかこなせない状態から、ここ20年弱の間に、自然言語によるコミュニケーションにとどまらず、PC上で完結するほとんど全てのタスクをほとんど全ての人類より高クオリティかつ圧倒的なスピードでこなせるようになったという状況を考えた時に、逆に知的労働のなかにAIに置き換えられない部分が存在すると考えている人間はあまりに人間にとって都合の良い考え方をしていると思ってしまうし、物事を近視眼的に捉えすぎていると思う。まぁ目先のことにフォーカスする性格は個人の人生をHappyにする秘訣だとは思うけど。あと、なんか電車の中でポーカーの問題を出されて説明させられたのは流石にうざかったなぁ。俺、もう半年くらいポーカーやってないし、てかいちいちハンドごとに理由の説明させられるのはさすがにロジハラやろ、いい気持ちになる人いないと思うので、まぁふんわり伝えといた。熱中すると、視野が狭くなるタイプなんだろう(まぁそれは誰しもそうなんだけど)。
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会社の人がSlackでぼくひぐまを勧めてきた。確かにぼくひぐまは一回見て損はないくらい面白い。俺も、最近はまったYoutuberの中では、トーマスガジェマガに次いで好きかもしれない。そう考えると、俺って結構興味の幅が広いなとも感じた。こだわりなく色々なことに知的好奇心がある方だと思うんだけど、大学時代は、それによって肝心の大学での研究や学業に十分コミットできてなかった感があるんだけど、社会人になってから、色々な人が集まる組織の中で、広く浅くの好奇心は一つの武器になる気がするので、計算づくで有効活用していきたい。